
干し飯とは
about hoshimeshi
代表インタビュー

自己紹介をお願いします。
私は、平成8年よりクリーニング師として衣服の安全性を追求してきました。(クリーニングハウスムー)
そして、食と同じく、身体(命)を包む衣服も私たちの健康に大きく関わっていること「医服同源」を提唱させて頂いています。
それと時を同じくして食の安心安全にも関心を持ち、水や塩の大切さ、油の違いも勉強しはじめました。
モチモチのとても美味しい胃腸に負担の少ない玄米の炊き方を教わったのもその頃の事です。
「医食同源」も私の中で大切なテーマとしてずっと持ち続けていました。
食材はもちろん農薬不使用の生きたお野菜たちを選び、調味料も見直しました。調理するのもお茶を沸かすのも土鍋にしました。電子レンジは昭和の時代に捨てましたから、もう数十年になりますね。
全く不便ではないですよ、慣れれば無いのが当たり前ですから。
台所でゴソゴソと何かを作っていることが私のストレス解消、また、楽しみにもなっています。
梅干しを毎年数十kgは漬けます。そして、お味噌も作ります。ラッキョウも漬けてますよ、楽しいから♪

この度「食品工房 無有」を始められたのはどうしてですか?
自分が安心して食せる良いと感じているものをお分けして、それがお役に立ち喜んでいただけるならという思いからです。 私はコロナ禍直前に化学物質過敏症を発症しました。そして、それまで以上に食の安全性の大切さを痛感しました。農薬不使用と言っても化学物質過敏症の私たちが安心して食せるものが本当に少ないことが自分の身体を通して分かったからです。





「無有さんの干し飯 玄米」が生まれたきっかけは?
阪神淡路大震災の後、非常食の必要性を感じて備蓄品として農薬不使用米で小豆入りの玄米ご飯を炊いて4日間発酵させてからそれを干して「干し飯」を作ったんです。
それから28 年後、それが茶筒に入って棚の奥から見つかりました。
開けてみるとほとんど酸化せず、もちろん虫もわかず美味しくいただけることに気付きました。
それが始まりです。

もう一度作ろうと思ったのはなぜですか?
最初は、自分の為にもう一度作ることを考えました。私は、化学物質過敏症を発症している為、災害が起こっても避難できません。理由は、柔軟剤や消毒液その他、普通に皆さんが使用されている物の化学物質に反応して呼吸困難や頭痛、倦怠感などの症状が出る為に避難所へ入れないからです。
また、私は通常の非常食は農薬や添加物が多く入っている為、それを食べるとリュウマチが出たり体調を崩して寝込んでしまったりします。支援物資は食べられないのです。だから自力で生き延びるしか方法がないことに気付いたからです。


商品化しようと思ったのはどうしてですか?
私と同じような方は周りに沢山いらっしゃいます。アトピー性皮膚炎や化学物質過敏症など、同じ悩みを抱えた方々に作って分けて差し上げたいと思いました。
そして近年、震災や水害、コロナ禍など色んな災害や非常時が頻発しています。
今こそ世の中に必要とされお役に立てるものではないかと思いました。


干し飯とは?
日本では古代から保存食として米を炊いてから天日で干し、戦や旅行の際に携帯食料とされていました。
「干し飯(ほしめし・ほしいい)」の歴史は古く、日本最古の歴史書と呼ばれる古事記にも登場しています。
「干し飯」はお米をアルファー化したもので、調理しなくても乾燥した状態のまま食べることができます。
長期保存性に優れ、20年も保存が可能とされています。 万が一の際にも安心な非常食・備蓄用のごはんとしてご賞味いただけます。





白米と玄米の違い
玄米は、茶色い糠に覆われています。精米してこの糠をとったものが白米です。
糠の部分にビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がたくさん含まれています。
また、玄米は、ゆっくりと消化吸収されるので血糖値の上昇も緩やかです。そして、腹持ちが良く満足感があります。
一方、白米は、ビタミンやミネラル、食物繊維など(糠)を除去したものなので、たくさんのおかずを食べて栄養素を補う必要があります。

無有さんの干し飯(ほしめし)玄米のこだわり
「無有さんの干し飯 玄米」は、安心・安全をモットーとし、農薬不使用米・小豆・自然海塩を使用しています。
また、水は、天然石の間を通過させて作った発酵が起こりやすい還元力のあるエネルギーの高い水を使用しています。
アトピーや化学物質過敏症の方にも安心して食していただけます。













厳選した農薬不使用玄米に小豆と少量の自然海塩を入れ 「無有さんの干し飯 玄米」を食してくださる方の健康と幸せを願いながら丁寧にお米を研ぎ、 12時間以上浸水してから圧力鍋、 もしくは土鍋で玄米ご飯を炊きます。
そして4日間寝かせて発酵させ、ふっくらモチモチの玄米ご飯に仕上げます。
その後、乾燥させて 「干し飯」を完成させます。
無有さんの干し飯 玄米のポイント


「無有さんの干し飯 玄米」は、おかずをたくさん食べる必要がありません。
❶
それは、玄米には、ビタミン、ミネラル、食物繊維(白米の6倍)といった栄養素がたっぷり入っているからです。それに加えて、ミネラルたっぷりの自然海塩と豊富なタンパク質やポリフェノールなども含んだ小豆も入っています。
日々の美容と健康維持の為の栄養補給に最適です。
❷
食物繊維が白米の6倍入っているのでお通じも良くなります。私は、発酵させた玄米ご飯を食べると便通が良くなったり、肌の調子が良かったり、疲れにくくなったりした経験があります。
玄米食をしたいけど、家族は白米派。私だけ玄米を炊いて食べるのは手間がかかる、という方にもお茶碗1膳分の玄米ご飯を手軽に楽しんでいただけます。
非常食(保存食)として最適です。
❸
沢山の副食を準備して栄養素を補わなくてもすむというのは、非常時などいざという時にも力強い味方です。
こどものおやつとして喜ばれます。
❹
「無有さんの干し飯 玄米」に一つまみの塩を加えフライパンで1分ほど乾煎りすればサクサクになり、栄養たっぷりの「こどものおやつ」になります。
消化に良い玄米ご飯
❺
通常の玄米ご飯は「パサパサで美味しくない、消化に悪い・・・」などと言われますが、無有さんの発酵させた玄米ご飯は、もっちりとしていて美味しいお赤飯のように柔らかく消化に良いのが特徴です。
軽量・コンパクトで登山・キャンプにも最適
❻
かさ張らず軽いので、持ち運び・収納・保存が楽にでき、キャンプや登山などに最適です。アルファ化米の代わりに、栄養たっぷりのバランスの良い「無有さんの干し飯 玄米」が最適です。
〜その他の特徴〜
長期保存できコスパがいい。
アトピー・化学物質過敏症の方でも安心して食せる。
頻繁に入れ替える手間なし。
食物繊維が豊富なので腸内環境を整えるのに役立つ。
一般的なものと比べ酸化がゆるやかに長期保存できる。
一般的に干し飯(糒)は長期保存が可能なのですが、酸化が進みます。
「無有さんの干し飯 玄米」は、酸化の進み方がとても緩やかで、よりよい状態で長期保存が出来ます。
酸化が極端に遅く良い状態を長期間保つことが出来る理由は2つあります。
1. 米や小豆、塩などの原材料が良い事。米と小豆は農薬・化学肥料不使用の自然農法で作った物。
塩は、日本の海水から昔ながらの製法で作った自然海塩でミネラルがたっぷり入っている物です。
2. 「無有さんの干し飯 玄米」が酸化しにくい一番の理由は、大自然の原理を生かして作った水です。還元力があり、クラスターが小さくて発酵が起こりやすい水を使用しています。
おいしく炊きあがり、酸化しにくく商品の鮮度が長期にわたり保てます。